たかはし耳鼻科クリニックHP

      のどが痛い

= ノドが痛い(持続する場合) =


「ノドがいつも痛い。」、これも、耳鼻科では、時々、耳にする症状です。

「ノドの痛みが持続する場合、癌を疑え。」これは頭頸癌の診察をやっている人間の鉄則です。

ノドのどこかに痛みがあって、それが持続していれば、癌がある可能性があります。

ここでは、癌以外のお話をします。

アフター性口内炎という小さい潰瘍が口の中や唇にできることがあります。

原因は不明です。胃が悪いわけでも、ビタミン不足でもありません。

このような潰瘍がノドの奥にできることがあります。
時に難治性であったり、再発を繰り返したりして、痛みが持続することがあります。

次に、ヘビ−スモーカーにみられる慢性咽喉頭炎です。
タバコを吸う方は、少なからず、ノドに慢性の炎症がみられます。
人によって、ノドの乾燥感や鈍い痛みがでてきます。

その(炎症)程度は、タバコの本数とは関係がありません。

私は、以前、都立の老人病院に勤めていましたが、若い頃からタバコを一日100吸っていると言う、百歳の方のノドと声帯を見せてもらったことがあります。
非常にお元気な方で、ノドと声帯も非常にきれいで、「長生きする人は違うんだなあ〜。」と思った記憶があります。

でもやはり、持続するノドの痛みは癌の可能性がありますので、専門医を受診して下さい。

 

 

       Aさん(下咽頭癌 40代 男性)

Aさんに直接、お会いしたことはない。
私の外来に鼻汁がでるとのことで、私の母ぐらいのご夫人がこられた。
お話をしたが、一ヶ月前に息子さんを亡くされたと言う。
下咽頭癌であったと。
ノドの痛みが続いていたが、病院に行かずに、売薬を飲んでいた。
ちっとも治らないので、耳鼻科に行ったら、下咽頭癌で、すでに手遅れの状態であった。

持続する痛みがノドにあったら専門医にみてもらうこと。!