ニセコの山登り。手軽な登山            紅葉の時期の沼めぐり

  = ニセコの山 =

ニセコの山は札幌に近く、登山の難易度も低い。また、良い温泉がたくさんあり、雪質が良くゲレンデの広いスキ−場も多いことから、何かにつけてよく行く。

秋、紅葉が真っ盛りの10月中旬、毎年恒例の“公開登山”を行う。一般の人を、広く新聞などで集い、グル−プに分かれて、ニセコの山や湖を巡る。

毎年30人ほどの一般の方が参加してくれる。札幌をガイドさん付きの観光バスで出発し、

ニセコの五色温泉に行く。五色温泉には道路をはさんで旅館が2軒建っているが、一軒は露天風呂で有名であり、もう一軒は比較して新しく立派である。

私達が泊まるのは、当然、露天風呂で良くテレビなどに紹介される方である。

そこは自炊も可能で、夜は我々がちらし寿司を作るのを恒例としている。食事の後は決まりの宴会になり、山好きの方が多いですから、北海道の山の話で盛り上がる。

朝は大変である。朝風呂でも入りたいところ、朝食作りと昼食用のおにぎりを作る。

そして、ニセコの山を案内する。

冬は五色温泉は全く陸の孤島化する。我々が行った時は、比羅夫のスキ−場をリフトで頂上まで行き、そこからスキ−で一時間ほど歩く。深雪のラッセル(トップで歩いて、後の人達が歩きやすいようにする。)は,中々しんどい。

露天風呂で有名な旅館は真冬でもやっていた。

12月の二十日過ぎ、大学が冬休みになると、冬合宿と称してニセコに行った。五色温泉を基地にニセコ・アンヌプリ山に登った。登ると言っても、スキ−をはいていなければ、深雪の中に埋まる。スキ−の裏にシ−ル(毛皮でできている)をつけて、滑らないようにして登る。滑らないとは言へ、深雪に腰まで埋まり、冬装備の重いザックを背負って、山を登るのは辛い。アンヌプリの中腹に雪洞を作った(かまくらのようなもの)

北国の夕暮れは早いが、冬山の日没はすごい。周囲の山も遠方の山も、我々も、回り全体がピンク色に輝いている。あの光景は忘れられない。冬山にあこがれる気持ちもわかるというもの。残念ながら、私は肉体的にそこまで無理できないので・・・。

着る物をいっぱい持ってきて、まん丸に膨れて雪洞に寝たが、寒くて、何度も眼が覚めた。

「雪の中は意外と暖かい。」という話があるが、それは嘘である。

夜中に吹雪いたらしく、朝起きると、快晴の空の下、木々に新雪の花が咲いていた。

アンヌプリの斜面でスキ−の練習。先輩は上手く滑るが、スキ−の苦手な私は深雪に悪戦苦闘。腰まで雪の中に埋まりながらも、木々を上手くよけて滑っていく先輩。私はというと、木にぶつかりそうになると転ぶしかなく、顔も身体も真っ白。

しばらくスキ−の練習をした後、今夜は五色温泉に泊まる。

寒かった昨日とは別天地。露天風呂に一升瓶を浮かべて回し飲み。

帰りは逆コース。比羅夫スキ−場を滑ったが、ゲレンデを滑らしたら、私も中々上手い。

近年のニセコはリゾ−ト地として発展し、大きい温泉ホテルも増え、冬のスキ−のみならず、夏のリゾ−トも充実している。

冬には札幌の人のみならず、近年は台湾やオーストラリアからのスキ−客も多いと聞く。