羊蹄山 =
札幌の南にあり、その形から“蝦夷富士”とも呼ばれる独立峰である。
深田久弥の“日本百名山”に選ばれており、数年前、旅行会社が“日本百名山巡りツァ−”とのことで、本州から登山希望者を集い、遭難事故をおこした。(死亡者もだしている。)
北海道の山は夏でも気候が急劇にさがりし、凍死事故も珍しくない。
土曜日の午後、羊蹄山に登りに行った。当時の倶知安駅には“日本名水百選”に選ばれたとのことで、その水が出るという蛇口があった。(今は“噴出し公園”というのができていて、羊蹄山から噴出す水を汲むことのできる立派な公園がある。名水でいれたコ−ヒ−だの、名水の00だの御土産やが立ち並び、食堂もできており、昔の何もなかった羊蹄山の麓の面影はない。
登山口についたのは夕方だった。登山道はしっかりしており、他に迷う所もないので、夜に登っていった。倶知安の夜景がきれいな星空だったが、7合目ぐらいから雨が降ってきた。登山道が平らになったところで、3人が寝られる広い場所があったので、(後輩二人と行った。)テントを張った。
翌朝、天気はさらに悪化して、頂上の方はどんよりと曇っており、何も見えない。
頂上まで行っても何も見えないので、ここで中止。
下山は残雪のうえを、クラブに伝わる秘伝“尻すべり”で、豪快にすべりおりた。